幸せの瞬間

こんばんは。

秋に挙式予定のお二人に、オーダー頂いていたヘッドドレスをお届けしました。

遠方からオーダー頂くことも多いので、直接お渡しできることは限られていますが、お渡した時の新婦さんの表情を見られることは、作っていてとっても幸せを感じられる瞬間です!

 

head dress1

最高の笑顔を見せてくれた新婦さん。

“また何年か経って、大切な人に使ってもらったりと、挙式後もずっと受け継いでいけるようなものができて、すっごく嬉しい。本当にお願いしてよかった…”と言って下さいました。

とっても胸に響く言葉… 嬉しくて、嬉しくてたまりませんでした。

 

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お二人の想いが詰まった一点。

華やかな大粒のビジューとふんだんのパールで仕上げたヘッドドレスは、新婦さんのオーガンジーで包まれたような優しい美しさ、上品なキラキラオーラをもつイメージそのものです。

新婦さんの肌色やドレスイメージに合わせ、キナリやホワイトのパールをミックスさせ、カラーを調整。

ネックレスに使用されている、クリアビーズもポイントに入れました。

 

挙式ではアンティーク感あるイメージでブーケなどもトータルコーディネートされる予定とのこと。

先日ブログでも書かせて頂いた、お二人のイニシャル入りのベロアリボンをアレンジできるようお作りさせて頂きました。

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披露宴ではまたアレンジを変えられる予定です♪

 

挙式まであと約一ヶ月半。

挙式当日、ヘッドドレスを纏った新婦さん、そして新郎さんのお二人が幸せいっぱい、最高に美しく輝きますように☆

 

 

 

羽~不思議の国のアリス

こんばんは。

先日、“白い羽”について書かせて頂きましたが、今日は羽を使用したヘッドドレスをご紹介♪

 

羽ヘッドドレス

イメージした世界は“不思議の国のアリス”。

ふわりとして軽やかな動きのある羽、純白のオーガン、クリアな輝きのビジューを使用し、クラウンのイメージでデザインしました。

少女のようなピュアな心、透明感ある美しさをもつ花嫁にぴったりの一点です。

 

 

 

 

白い羽

私がヘッドドレスを作るのに使用している素材の一つ、“羽”。

“白い羽”って、その純白の色、柔らかい素材感が、新婦さんのピュアな心や、包むような優しさを表している感じがとってもします。

羽 ヘッドドレス

※こちらは制作途中のお写真

 

羽のアレンジの仕方はさまざまですが、新婦さんの内面を表すような素材だからこそ、

付けられた時の姿をイメージし、一枚一枚バランスを見ながら仕上げていきます。

結婚式当日、羽のヘッドドレスを纏った新婦さんが、優しい愛情で溢れますように・・・と思いを込めて。

 

 

instagramはじめました。

こんばんは。
最近instagramをはじめました!

 

アナログタイプでわりとそういったものに疎く、はじめるのが遅い私ですが・・・

写真を撮るのが好きなので、私にはとてもあっていて楽しいものかもと感じています^ – ^

ヘッドドレスのことだけでなく、お気に入りの写真など、旅先や日々の中で響いたものなどをアップしていきたいと思います。

 

よろしければフォローお願いします☆

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シャンデリア

↑ちなみにこちらはスペイン、バレンシアで撮った一枚。

シャンデリアを眺めるのが大好きで、世界各国、あらゆる場所で見つけたシャンデリアをコレクションのように撮っています(笑)

 

 

 

引き込まれる絵の世界

こんばんは。

先日、私の感性が激しく奮い、その世界に引き込まれてしまうような画家さんの作品に出会いました。

荒井恵子

荒井恵子2

荒井恵子さんの作品。

和紙に墨で描かれたその作品たちは幻想的で、引き込まれるような… というより、もしかすると包み込まれると言った方があっている?ような本当に美しいものでした。

しばらく、ただ、ただその世界に浸らせて頂きました。

 

千葉県にある宝成寺の襖を彼女が手がけられているそう。
特別公開されるときがあるので、是非一度見に行きたいです!

 

 

お二人のイニシャル~リボン

こんばんは。

お盆も明け、8月ももうすぐ終わりですね。

秋は結婚式を挙げられる方にとっても人気のシーズンです。

ただいま、私も秋挙式のお二人からオーダー頂いたヘッドドレスの最終仕上げに取り掛かっております☆

 

まだお写真はお見せできませんが、カチューシャリボンの一部をちらりとご紹介♪

イニシャルリボン

ドレス、ネックレスなどの小物イメージに合わせ、何種類ものビジューやパールを一針一針施した“ビジューヘッドドレス”を、カチューシャ風にアレンジ予定の新婦さん。

アンティーク調で、レース感の美しい華やかなドレスを選ばれた新婦さん。

 

その世界観をさらに引き立てられるよう、カチューシャリボンには、ライトグレイッシュなベーシュのベロアのものをセレクトしました。

ベロアのリボンの中でも、絶妙なカラー、素材感、光沢感ともに、最高の一品。

 

リボンを結んだ両端に、お二人のイニシャルチャームをつけさせて頂きました。

 

とってもさりげないこだわりですが、お二人だけの世界に一つのヘッドドレス。

 

結婚式当日、このリボンを纏った新婦さんが、新婦さんを見つめる新郎さんが、

並ぶ二人のイニシャルを見て、ちょっぴり・・・ほっこり・・・温かい幸せのようなものを感じてくれたら。

そして挙式後も、結ばれたイニシャルリボンが、当日のことを思い出し、幸せをまた感じて頂けるようなものとして残れば・・・。

 

お作りしながら、そんな気持ちを込めています。

 

仕上げまで大変時間がかかってしまいましたが、あと少しで完成!

早く完成したものをお二人にお見せしたいです☆

北陸旅行

こんばんは.

今日でお盆休みも終わりという方は多いのではないでしょうか?

皆さん、どんなお休みを過ごされましたか?

趣味=旅という、旅が大、大、大好きな私は、休みには必ずどこか旅をして、色々なものを見て触れることをとっても大切にしています。

今年はあまり長期ではお休みできそうになかったので、3日間で北陸をぐるりと旅行してきました。

これまでも北陸には年に一度のペースで訪れていますが、今回は3日間あったので、沢山の建造物や輪島漆器、九谷焼などの伝統工芸品に触れながら、能登半島をゆっくり堪能することができました。

 

また,今回の大きな旅の目的の一つでもあった、“越前和紙”。

和紙

探し求めていた最高の職人さんと出会うことができました!!!

これから、さらに進化した“和紙のヘッドドレス”がお客様にお届けできるかと思うと、今からワクワクがとまりません!

また訪れた場所や工芸品などについて詳しく綴っていければと思いますが、とりあえず今日は写真を数枚ご紹介♪

 

◆中谷 宇吉郎~雪の科学館

磯崎新氏が設計されたという建物がとてもユニークでした。

雪の科学館

 

◆のと里山海道

海岸をずっと走る、能登方面に向かう道中。夕日がとっても綺麗。ドライブにおすすめの海道です。

のと里山海道

 

◆明治の館ー室木邸

上時国家や民家などにも見られた、茅葺屋根が印象的。

明治の館

 

◆上時国家にて

歴史的建造物には素晴らしい芸術が溢れてます・・・

上時国家

◆千枚田

まるでアート。

千枚田

 

◆鈴木大拙館

深い。本を読んでみようかと・・・ちなみに谷口吉生氏の設計で、建築を勉強されていそうな方が沢山観に来られていました。

鈴木大拙館

 

◆九谷焼窯跡展示館

以前ブログでも書かせて頂いた鳥羽市にある海の博物館と同じ、内藤廣氏の設計。

九谷焼

九谷焼の鮮やかな色彩。美しすぎます。

九谷焼

九谷焼

 

色々なものに触れ、出会いや発見、刺激のある“旅”は本当にいいものですね(^-^)

漆器の職人さんにも色々なお話を伺えたので、また改めてご紹介したいと思います。

 

 

 

私の白無垢スタイル

こんにちは。

先回、白無垢のストーリーについて書かせて頂きましたが、私も2月に結婚式をした際、

白無垢を着ました。

 

長年、結婚式の仕事に携わる中で、自分が結婚するときには必ず着たいと思っていた白無垢。

 

“自分らしく、かつ、伝統と格式ある、純白の白無垢ならではのイメージを大切にしたい“

そんな想いを込めた、当日のスタイルはこちら↓

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個性的に面を作ってアレンジした和風の洋髪に、上品な光沢感ある素材のランとあじさいの造花をふんだんにコーディネイト。

白無垢2

煌びやかなゴールドの花やビーズで、神社に合う華やかなイメージに。

白無垢3 http://vit-vib.com

 

大名行列に神前での儀式、写真撮影と、どこから見ても純白の花を纏い、晴れの日にふさわしい“花嫁”の演出を意識しました。

白無垢の時はブーケを持たないことも多いので、頭飾りに花を装うスタイルはおすすめです。

親族からもとっても好評でした。

 

白無垢ストーリー

こんばんは。

昨夜から私が住む三重県四日市市にも避難勧告が出ておりましたが、4時頃避難解除の通知が携帯に届きました。

こういった情報が携帯に届くのはとてもありがたいですね。

今日、私の自宅近辺は朝から風がとても強いものの、避難するほどの影響はなさそうでしたので、名古屋に行く予定だけは中止とし、自宅で過ごしておりました。

日本海に台風は抜けたようですが、土砂災害などまだまだ気が緩めない地域もあるとのこと。

ただただ、大きな被害なく台風が過ぎ去ってくれることを祈ります・・・

 

さて、こんな天候ではございますが、昨日からお盆休みに入られた方も多いのではないかと思います。

お盆休みは実家に帰られたり、家族で集まり食事をされたりする方が多いので、お盆中に“結婚”のご報告をされるカップルも毎年、沢山いらっしゃいます。

結婚が決まっているカップルは、お盆休み中に色々と準備を進められる予定という方も多いのではないでしょうか。

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昨日は今年の秋に挙式予定で、お式の準備、真っ只中のお二人とお打ち合わせをさせて頂きました。

ご自宅で花嫁支度をし、白無垢を着てご新婦様のご実家からご新郎様のご実家へ行き、式場へ入られるご予定とのこと。

私はお二人の白無垢のスタイルに合わせたヘッドドレスを作らせて頂くことになりました。

 

 

最近、“結婚式”は式のスタイルはじめ、会場のスタイル、ドレススタイル、ヘアスタイルと様々なスタイル、バリエーションでお二人らしく叶えられるようになってきました。

十人十色。

それぞれの良さがありますが、個人的に昔ながらの伝統ある、ご自宅で白無垢のお支度をし、出られるようなスタイルはとても素敵だなと感じます。

 

自宅での花嫁支度も含め、参列側として何気なく見ていた、結婚式の儀式や着物の装い、アイテム。一つひとつに由来や意味が込められていたりします。

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ご自分の結婚が決まってご準備をする時、改めてそういったことを知ることで、より“結婚”する幸せを感じたり、準備が楽しくなったりするのではないかなと思います。

 

 

今日は、“白無垢”に関して少しご紹介。

打掛から掛下着、小物、草履にいたるまで、すべて白で統一した装いの白無垢。

その装いは身の清浄や婚家の色に染まるという花嫁の思いを表したもの。

また挙式の儀式に白無垢を着るのには、『邪気を払う』、『神聖な儀式に挑む』 といった意味が込められているそうです。

挙式の際には白無垢、披露宴では色打掛や引き振袖など色のついた着物を着るというしきたりは、なんと室町時代から受け継がれているものだそうです。

 

また、白無垢で結った髪の上にかぶる白い袋状の布=綿帽子。

この綿帽子にも浄化と神聖化するという意味があり、魔よけのために被ったとも言われているそうです。

こちらは、昔の日本の風習で、結婚相手以外の男性に顔を見せないという慣わしからきているともいわれているとのこと。

ずっと昔からの慣わしが、形を変えつつも受け継がれていると思うと興味深いですよね。

 

白無垢ー刺繍

最近では、数年前の沢尻エリカさんの斬新なヘアアレンジはじめ、白無垢でも洋髪を合わせるスタイルが増えてきました。

裾や袖、小物で赤などの差し色を入れて、白無垢を華やかさに演出するコーディネイトもあります。

白無垢といっても、生地の風合いや柄、織り、刺繍によってイメージは様々です。

 

昔の慣わしを知り、敬意を持ちつつ、自分らしいスタイルを叶えて頂けたらなと思います☆

 

ちなみにお打ち合わせをさせて頂いた新婦様は、洋髪のボブスタイルに合わせ、ボリュームたっぷりの白のチュールとビジューでアレンジしたヘッドドレスをされるご予定です。

またブログでもお二人の当日のお写真をご紹介させて頂きます♪

リボンアレンジー2

こんばんは。
最近、続けてリボンモチーフのヘッドドレスをご紹介させて頂いておりましたので、関連でもう一点だけ、今日はリボンヘッドドレスのアレンジを紹介致します☆

先月にブログで紹介させていただいたアンティークリボンのヘッドドレス。

アンティークリボン

羽と合わせることで、ぐっとイメージが変わります。

アンティークリボンーアレンジ

式のスタイル、披露宴のスタイルとヘアチェンジに合わせ、ヘッドドレスのコーディネートを変えるのもお勧めです。

アンティークリボンスタイル

下にボリュームを作ったヘアスタイルに合わせ、頭に沿うように羽とリボンをアレンジしたスタイルは、花嫁のフェミニンな魅力を引き出します。

 

結婚式では主役のお二人のお顔はもちろん、ゲストの席を回ったりし、360度注目され、あらゆる角度からカメラを向けられるので、バックスタイルも自分らしくコーディネートするのも大事なポイントです☆

和紙リボンヘッドドレス

こんにちは。

つい先日、イタリアのアンティークリボンを使用し、和モダンなイメージで仕上げた、和装用のリボンヘッドドレスをご紹介させて頂きましたが、今日は“和紙”で作ったリボンヘッドドレスをご紹介♪

和紙リボンヘッドドレス

深みあるピンク色、お花模様のようなデザインの和紙を使用。

内側に金色の揉み紙が透けて見えるように重ね、ヘアにアレンジした時、光を受け、和紙の透け感、風合いが最大限に美しく見えるように仕上げました。

個性的ながらも、“和”ならではの温もり感、趣深い美しさを大切にされたい花嫁におすすめの一点です。

 

vit-vib designer 矢野由美子

浴衣の装い

おはようございます。

先週末は各地で夏祭り、花火大会が行われていましたね。

皆さん、浴衣を着てお祭りに行かれましたでしょうか?

私はお祭りには行けていないのですが、春から着付けを始め、先回は夏祭りの時期ということで浴衣のレッスンをして頂きました。

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70代の長年、着物に慣れ親しんでいる先生に習っているのですが、着付けのレッスン中、教えて頂いた帯結びを終えたあと、

“由美子さんなら、こんな感じが素敵ね”と帯のアレンジをしてくださいました。

それがこちら↓

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“片流し”という帯結びらしいです。

先生は “帯は着物、帯柄、着る人の雰囲気を見て、一人ひとりの魅力を引き出す結び方をするのよ。”  と言われました。

 

私も結婚式の新婦様のヘッドドレスを作らせて頂く際、お客様の魅力、美しさををどうしたらさらに引き出すことができるかということを最も大切にしていますが、 ことは違っても、長年着物に親しみ、何百、何千という方の帯をアレンジしてきた先生の言葉はとても胸に響きました。
この個性的な浴衣を選んでくれたのも先生。

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私も10年、20年、沢山の方と出会い、その方の輝きを引き出せる力をどんどん磨いていきたいと思えた時間でした。

年間を通して、着物や浴衣を着る機会が一度あるかないかという方の方が多いかと思いますが、着物や浴衣を着ると、和の心といいますか、とても穏やかな気持ちを感じ、凛としたたしなみを意識させてくれますよね。

是非夏ならではの浴衣の装いをお楽しみ下さい☆

 

vit-vib designer 矢野由美子

 

 

 

リボンで装う和装スタイル

こんばんは。

以前にドレススタイルに合わせた、リボンヘッドドレスをご紹介しましたが、今日は和装スタイルに合わせたリボンをご紹介♪

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イタリアで見つけた、ヨーロッパの宮殿を連想させるゴールドのアンティークリボンをアレンジして作りました。

組紐とビジューで立体感と輝きをプラスし、華やかなイメージに。
低めにボリュームを出したヘアスタイルやポニーテール風のヘアスタイルにおすすめです。

洗練された和モダンの薫りで魅せるヘッドスタイルで、和装を自分らしく着こなしてみてはいかがでしょうか?

 

 

vit-vib designer 矢野由美子

 

 

 

 

海の博物館

こんばんは。
先週、三重県鳥羽市にある海の博物館に行ってきました。

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“内藤廣さんという方の建築がすごいっ”と聞き訪れたのですが、博物館とは思えないような外観、贅沢な敷地にまず驚きました。

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木造で瓦の屋根、歴史的建造物のような雰囲気と、現代建築がミックスされたような雰囲気にとても魅了されました。

 

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建築に関する知識は全く持っていない私ですが、展示室の中の木造でアーチを描く屋根は圧巻でした☆

 

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実際に使われていた船や海女さんの道具などが、人物模型と合わせて展示されており、子どもにとっても、とても興味深く、海に纏わる伝統を学べる場所だと感じました。

 

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船の収蔵庫には100隻近い木造船が保管されており、そのただならぬ空間にも感激しました。

 

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日本のものなの?と思わせる独特な色使いとデザインですよね。

 

最近あまり大好きな旅行にいけていないですが、色々なものを見るのはやはり楽しいですね^ – ^
伊勢、鳥羽旅行の際にぜひお勧めの場所の一つです。