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白無垢ストーリー

こんばんは。

昨夜から私が住む三重県四日市市にも避難勧告が出ておりましたが、4時頃避難解除の通知が携帯に届きました。

こういった情報が携帯に届くのはとてもありがたいですね。

今日、私の自宅近辺は朝から風がとても強いものの、避難するほどの影響はなさそうでしたので、名古屋に行く予定だけは中止とし、自宅で過ごしておりました。

日本海に台風は抜けたようですが、土砂災害などまだまだ気が緩めない地域もあるとのこと。

ただただ、大きな被害なく台風が過ぎ去ってくれることを祈ります・・・

 

さて、こんな天候ではございますが、昨日からお盆休みに入られた方も多いのではないかと思います。

お盆休みは実家に帰られたり、家族で集まり食事をされたりする方が多いので、お盆中に“結婚”のご報告をされるカップルも毎年、沢山いらっしゃいます。

結婚が決まっているカップルは、お盆休み中に色々と準備を進められる予定という方も多いのではないでしょうか。

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昨日は今年の秋に挙式予定で、お式の準備、真っ只中のお二人とお打ち合わせをさせて頂きました。

ご自宅で花嫁支度をし、白無垢を着てご新婦様のご実家からご新郎様のご実家へ行き、式場へ入られるご予定とのこと。

私はお二人の白無垢のスタイルに合わせたヘッドドレスを作らせて頂くことになりました。

 

 

最近、“結婚式”は式のスタイルはじめ、会場のスタイル、ドレススタイル、ヘアスタイルと様々なスタイル、バリエーションでお二人らしく叶えられるようになってきました。

十人十色。

それぞれの良さがありますが、個人的に昔ながらの伝統ある、ご自宅で白無垢のお支度をし、出られるようなスタイルはとても素敵だなと感じます。

 

自宅での花嫁支度も含め、参列側として何気なく見ていた、結婚式の儀式や着物の装い、アイテム。一つひとつに由来や意味が込められていたりします。

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ご自分の結婚が決まってご準備をする時、改めてそういったことを知ることで、より“結婚”する幸せを感じたり、準備が楽しくなったりするのではないかなと思います。

 

 

今日は、“白無垢”に関して少しご紹介。

打掛から掛下着、小物、草履にいたるまで、すべて白で統一した装いの白無垢。

その装いは身の清浄や婚家の色に染まるという花嫁の思いを表したもの。

また挙式の儀式に白無垢を着るのには、『邪気を払う』、『神聖な儀式に挑む』 といった意味が込められているそうです。

挙式の際には白無垢、披露宴では色打掛や引き振袖など色のついた着物を着るというしきたりは、なんと室町時代から受け継がれているものだそうです。

 

また、白無垢で結った髪の上にかぶる白い袋状の布=綿帽子。

この綿帽子にも浄化と神聖化するという意味があり、魔よけのために被ったとも言われているそうです。

こちらは、昔の日本の風習で、結婚相手以外の男性に顔を見せないという慣わしからきているともいわれているとのこと。

ずっと昔からの慣わしが、形を変えつつも受け継がれていると思うと興味深いですよね。

 

白無垢ー刺繍

最近では、数年前の沢尻エリカさんの斬新なヘアアレンジはじめ、白無垢でも洋髪を合わせるスタイルが増えてきました。

裾や袖、小物で赤などの差し色を入れて、白無垢を華やかさに演出するコーディネイトもあります。

白無垢といっても、生地の風合いや柄、織り、刺繍によってイメージは様々です。

 

昔の慣わしを知り、敬意を持ちつつ、自分らしいスタイルを叶えて頂けたらなと思います☆

 

ちなみにお打ち合わせをさせて頂いた新婦様は、洋髪のボブスタイルに合わせ、ボリュームたっぷりの白のチュールとビジューでアレンジしたヘッドドレスをされるご予定です。

またブログでもお二人の当日のお写真をご紹介させて頂きます♪

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