今週、名古屋ボストン美術館に“華麗なるジャポニスム展”を見に行ってきました。
学生時代に教科書に出てきたような、素晴らしい芸術家たちが、歌川広重をはじめとする浮世絵などの日本美術、そこから見える日本人の文化、自然主義の思想に魅了され、ジャポニスムという現象までもが生まれたということ。
ファッションにおいても、着物がドレッシングガウンなどのかたちで流行したように、西洋の人々に浮世絵に描かれた人物の“髪型、髪飾り”はどのように映ったのだろう?
今回の展示では見当たらなかったですが、匠な技術、繊細であり、大胆に造形された日本の髪型、髪飾りは、西洋の人を魅了したに違いないと思います。
日本人としての視点、美学、感性、思想、文化。
もっと一人の日本人として誇りと自信を持ち、大切にしていきたいなと改めて感じました。