花嫁さまから妹さんへ色違いの髪飾りをプレゼント。
幼い頃、お揃いの服を着てお出かけしたように、結婚式でお揃いのアイテムを纏うなんてとても素敵です♡
もうすぐ完成する和装用のヘッドドレスに選んだビジュー。
日本のアンティークのもの。
3点しかなかった貴重なものの、最後の一つ。
花嫁さまの元へ旅立つ嬉しさと、少しのさみしさ・・・
先日、結婚式の手作りアイテムに関して書きましたが、多くのカップルが手作りしているものの一つに、ウェルカムスペースのデコレーションがあります。
(http://vit-vib.com/WordPress/?p=1703)
お客様からもヘッドドレスのお打ち合わせ中、よく相談を受けることがあるのですが、先月、結婚式を挙げた友人のウェルカムスペースのデコレーションをお手伝いしましたのでご紹介♡
最初は自分たちで飾る自信もないし、さみしい雰囲気になってしまったら・・・とお花屋さんに、会場装花と同じイメージで注文しようかと悩んでいました。
けれど、ウェルカムスペースは、お二人らしさ、そしてお二人のゲストの方への想いが伝わる大切なものです!
さらに言えば、手作りすることで、予算面でも抑えられるということもあります。
まずわたしの友人は、挙式日が“傘の日”であったこともあり、傘の持つ縁起の良い意味を自分たち、ゲストの方への想いに重ね、“傘”を装飾のキーアイテムに選んでいました。
なので、ウェルカムスペースには二つの和傘を華やかに展示。
ゲスト一人一人の席札と合わせて作り飾った、折り紙の傘も装飾に使用。
前撮りもしていたので、前撮りの写真を展示しました。
そして、華やかにするためにしたポイントは、“着物の帯”です。
和のイメージでアレンジする時、着物の帯はおすすめのアイテムです。
さらに言えば、お母様、お祖母様から受け継がれた帯を展示されるのはとても素敵です!
私もよくするのですが、帯はテーブルランナーのように、わりと簡単に加工もできるので、式後テーブルランナーとして新居で使用するなんていいですよね♡
また、わたしはお母様から受け継がれた帯や帯締めなどをヘッドドレスにアレンジすることもしていますが、展示で使用した帯の生地の一部をヘッドドレスに使用するということもおすすめです。
【ウェルカムスペースー会場装飾ー身につけるもの】
をリンクさせることにより、受付から会場内の空間、その日1日の時間が全て繋がり、より二人の大切にしている想いがゲストへ伝わる結婚式になるのだと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の宮川香山 特別展へ行ってきました!
精巧で美しすぎる作品はまさに魔術師・・・
ただ、ただ、その世界に引き込まれ、魅了されました。
100年以上も前、明治時代に、世界の人々が絶賛するような、こんな素晴らしい作品が日本人の手で造られていたなんて。
中でも高浮彫の作品は、観ているとなんだか命を感じるようなものでした。
“命ある作品”
とてもいいインスピレーションを受けることのできた時間でした。
遊び心いっぱいのボタニカル風 蝶ネクタイ。
お二人とお打ち合わせしていると、新郎さまが“花嫁が主役なんで、僕は・・・”なんて言われる方もいますが、“二人が主役!!”
二人の大切にしたいこと、コンセプトに合わせたデザインのものを、お互い身につけるアイテムに取り入れるのも素敵ですよね!
他にはないような、個性的で洗練されたタキシードスタイルを提案されている、名古屋にあるドレスサロン、salon de couture nakamuraさん(http://salon-de-couture.co.jp/)のオーダータキシードに合わせて作らせて頂きました。
最近、ヘッドドレスと合わせた新郎様のアイテムも何かできないかなというご希望も多く頂きます。
当日の演出としてはもちろん、二人で記念に残せるものとしてもおすすめです。
蝶ネクタイやブートニア、カフスなど、一緒に考えさせて頂きますので、相談してくださいね♡
秋に名古屋にある神社で結婚式を挙げられる花嫁さまとお会いしました♡
ヘッドドレスのデザインから、相変わらず話は広がり、広がり・・・
二人の思い出話や、出身地のこと、
二次会の企画や招待状、ウェルカムボードなどのご相談にまで。
お打ち合わせでお話ししている中で、最近、特によく相談されることは、“手作りアイテム”について。
わたしはブログでもよく、結婚式当日だけでなく、結婚準備期間、二人で過ごす時間、家族と過ごす時間、一つ一つ“決める”作業の中で、お互いのことを知ること、それこそが二人の未来にとって、とても大切な意味があると伝えています。
“手作りする時間”はそういった大切な時間の一つだと思います。
また手作りアイテムは、結婚式へ招いたゲストの方々へお二人の想いがとてもよく伝わるもの。
だからこそ、手作りアイテムを考える上で、“二人が何を大切にしたいか”、コンセプトのようなものを話し合える大切なきっかけでもあると思います。
実際に結婚式をされた方が手作りされていることが多いアイテムをあげてみると
↓
・招待状
・席次表
・席札
・ウェルカムボード
・ウェルカムドールなどのアイテム
・会場装飾アイテム
・リングピロー
・プロフィールビデオ
・ブーケ
・プチギフト
本当に沢山ありますよね!
先月、わたしが参列させてもらった友人の式では、手作りの席札が迎えてくれました!
その横に添えてあったのは、“傘”。
友人の式日は6月11日で、“傘の日”。
開いたときの形状が八の字で、古来より運気を上げる「末広がり」の意味を持ち、縁起物ともいわれている傘。
また、傘を広げて見上げた形が円に近いことから、「家庭円満」になるともいわれている傘。
自分たちの未来への願いや、ゲストの方との縁への感謝、幸福を願い、二人が折り紙で一つずつ折ったものだと、司会の方からの説明もあり、とても気持ちが伝わってくるものでした。
何か一つ、できることで、二人の“手作りアイテム”を考えてみてはいかがでしょうか?
手作りするにも、何ができるかな?どこで材料を買えるの?という方へ。
東海圏の方であれば、名古屋にある “シモジマ”というお店がおすすめです。
https://www.shimojima.co.jp/stores/26/nagoya_floor.html
ペーパーアイテムや装飾品に使えるアイテムが沢山揃っていますよ♡
ヘッドドレスのお打ち合わせの際、手作りアイテムなどに関しても気軽に相談してくださいね。
ヘッドドレス作りを始めて以来、わたしはお客様のお話しを伺い、大切にしたい家族への想いや、理想の家庭像、お二人の思い出などを表現したヘッドドレスをデザインすることにこだわってきました。
そして、そのための“素材選び”もまた、大切にしてきました。
その中で、お客様の想いを受ければ受けるほど、最近より強く湧いてくる気持ち。
それは、素材にも職人さんのこだわり、想いが伝わるようなものを使用したい!!
さらに言えば、日本で伝統的に受け継がれている技術が込められたものを使用したい!!
ということ。
先日、ブログで本真珠についても書きましたが、(記事はこちら→http://vit-vib.com/WordPress/?p=1689)
真珠以外に、以前からぜひ取り入れられないかと気になっていたもの。
それはわたしが今住んでいる地元、三重県の伊賀市で受け継がれる、“伊賀組紐”。
先日ついに、伊賀組紐を 明治時代から代々作られいるという工房に直接お話しを伺いに行ってきました!!
伊賀組紐の歴史や特徴など、お話しを伺いながら、実際にどのように組まれているのか、体験もさせて頂きました。
これまでも、わたしが和装に合わせたヘッドドレスによく用いてる組紐。
ヨーロッパのアンティークのものから、日本製のポリエステルのものまで、幅広く素材として取り入れてきました。
最近では、組紐は機械で生産されたものが中心で、中国産のものも増えてきたとのこと。
そのため、伊賀組紐も需要の低下や後継者の問題などもあるとのことですが、絹の糸を伝統的な組台を使用し、手作業で繊細に組み上げられた、その美しさは格別だと感じました。
嬉しい出会いもあり、今後、お客様のイメージに合わせ、職人さんの手で作って頂いた、“唯一の組紐”をヘッドドレスのデザインに提案していけることになりそうです!!